Quartz & Riebeckite
Locality: Zagi Mountain, Hameed Abad Kafoor Dheri,
Peshawar, Khyber Pakhtunkhwa, Pakistan
Size: 65mm x 57mm x 33mm
Weight: 99g
商品説明:
トリッキーな形状のクリアなクラスターに、太く長いリーベカイトのインクルージョンが見られる、こちらもハイグレードなザギマウンテン産クォーツです。底面や背面の内側までくっきりと見える透明な石の海を、力強いリーベカイトが縦横無尽に飛び回っています。
※繊維状の角閃石類は、健康に害を及ぼすおそれがありますので、顔を近づけたり吸引したりすることのないよう、自己の責任においてお子様の手の届かないところに厳重に密封の上、保管・管理くださるようよろしくお願い申し上げます。
産地のザギマウンテンは、パキスタンのトライバルエリアに位置する、小高い丘の様な小さな山です。実際には西側の山地一帯、少なくともカブール川沿いのワルサックダム近辺までは採掘地が広がっていると考えられます。レアアースが採掘されることで知られ、星葉石(Astrophyllite)やリーベック閃石(Riebeckite)、金紅石(Rutile)等を内包したヴァラエティに富んだ独特の色合いと形状の水晶が人気です。その他にバストネス石(Bastnasite)、蛍石(Fluorite)、ガドリン石 (Gadolinite)、ジェントヘルバイト(Genthelvite)、チタン鉄鉱(Ilmenite)、モナズ石(Monazaite)、パリス石 (Parisite)、ラブドフェン(Rhabdophane)、楔石(Titanite)、ベスブ石 (Vesuvianite)、ゼノタイム(Xenotime)、ジルコン(Zircon)など稀有な鉱物も産出します。周辺が危険な地域にあり政情も不安定であるため、研究がなかなか進まず未だに謎が多いそうです。
各鉱物の特徴:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<リーベック閃石(リーベカイト/Riebeckite)>
ナトリウムを主成分とするアルカリ角閃石の一種です。単斜晶形で色は黒〜灰・青色およびその中間色で、長柱状や針状、繊維状の結晶が主に広域変成岩中に産出します。繊維状の結晶はクロシドライト(Crocidolite)、マグネシウムに富むものは苦土リーベック閃石(Magnesioriebeckite)、マグネシウムとアルミニウムに富むものは藍閃石(Glaucophane)として分類されます。
※繊維状の角閃石類は、健康に害を及ぼすおそれがありますので、顔を近づけたり吸引したりすることのないよう、自己の責任においてお子様の手の届かないところに厳重に密封の上、保管・管理くださるようよろしくお願い申し上げます。
パワーストーンとしての意味・効果:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
<リーベック閃石(リーベカイト/Riebeckite)>
困難な状況においてガイトや閃きを受け取り、独自の問題解決方法を得られるようアシストしてくれます。また直感やサイキック能力を開発するとともに、スピリチュアルな統合性をもたらし明るさや快活さを育ませてくれます。
現状の環境や自己成長に行き詰まりを感じている方にお薦めできます。
ザギマウンテンは聖なる山として昔から地元の方々に崇められてきました。珍しい鉱物が沢山産出することも相俟ってか、ダイナミックでこの世の物とは思えないようなエネルギーの石が出てきます。入手が難しいため高価な場合も多いですが、鉱物標本としてもパワーストーンとしても魅力溢れる格別な鉱物の産地です。お守り代わりやお部屋のディスプレイとしてもお薦めです。是非ザギのエネルギーを生で感じてみてください。
▲▼ 三つの主なポイントから成るクラスターで、一見わかりにくいですが、それぞれ両錐型に結晶しています。つい時間を忘れて見入ってしまう実に巧妙で面白い構造です。
▲▼ 背面側は表面付近に微細なリーベカイトの層が出来ているため、やや曇りガラス状になっています。これもザギに良く見られる独特で魅力的な特徴です。
▲▼ 太くて長い、目の覚める様な力強さのリーベカイトが印象的です。全体的にも太く長いタイプのリーベカイトが多く入っている珍しいクラスターです。
▲▼ リーベカイトの長い結晶が透明な石の世界を飛び回っています。このタイプのリーベカイトを内包するもので、ここまでクリアな部分が多く占めるのは非常に珍しいと思います。
▲▼ 透明感のある青緑色のリーベカイトが、周りを滲ませる様に入っていて何とも美しいです。
▲▼ グレーがかったリーベカイトの靄の向こうに浮かび上がる、幻想的なリーベカイトの群晶も非常に魅惑的です。
▲▼ 全長2cm程ですが、内包されるリーベカイトでここまで長くくっきりと見えるものにはなかなか出会えません。周りを漂う透明感のあるリーベカイトも絶妙な色合いが素晴らしいです。
▲▼ 左右それぞれのポイントにも、贅沢にリーベカイトが内包されています。とてもバランスの良いクラスターです。
▲▼ 以下、立てて四方向からの画像です。底面までの深さを感じる素晴らしい透明感です。底面には何らかの鉱物の抜け痕と思われるボコボコした穴が所々に見られます。
▲▼ 立てて置いたままトップ部分を上下それぞれピントをずらして撮影した画像です。内部も表面付近も賑やかで見応えがあります。
▲▼ 上下ともトップの同じ部分の画像です。この辺りが細かなリーベカイトで一番密度が濃そうです。
▲▼ 幻想的かつ温もりのある不思議なバランスの絶景です。
▲▼ 何という力強い直線でしょうか。ふと、内包物全てが水晶の内部を動き回っているところを見てみたくなりました。想像するだけで鳥肌が立ちます。
▲▼ ザギの型破りな造形と異端な美しさが存分に発揮された、決定版とも言える文句の無い逸品です。