商品説明：
　圧倒的な存在感と迫力を誇る、パキスタン産のショール入りクォーツです。柔らかな輪郭とは裏腹に鋭い力強さを持った荒々しいポイントの内部を、微細なショールが縦横無尽に飛び回っています。武骨なハンサムという絶妙なバランスが憎い標本です。

各鉱物の特徴：
＜水晶(クォーツ/Quartz)＞
　肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
＜鉄電気石 (ショール/Schorl)＞
　最も産出の多い電気石で、花崗岩およびそのペグマタイトや変成岩等に、明瞭な条線を伴った黒色の柱状や針状、繊維状の集合体などで産出します。柱状の両端の形状が異なる異極晶で、加熱や加圧により電気が発生することでも知られます。成分中のナトリウムが欠乏してアルミニウムが入るとフォイト電気石(Foitite)となり、鉄がマグネシウムと置き換わると苦土電気石(Dravite)になります。

パワーストーンとしての意味・効果：
＜水晶(クォーツ/Quartz)＞
　水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
＜鉄電気石 (ショール/Schorl)＞
　ネガティブなエネルギーを多次元的に撃退してその犠牲となることから守ってくれる他、グラウンディングを活性化することにより肉体的な健康や生命力、感情の安定性や知覚の鋭敏さを促進してくれます。また利他性を目覚めさせて実用的な創造を行うことを助けてもくれるそうです。

▲▼　表面は所々酸化鉄や微細な水晶で覆われていて、ワイルドな格好良さが際立ちます。

▲▼　ラフとも端正とも言い難い絶妙なバランスのボディラインが実に渋いです。

▲▼　錐面と一つの柱面を中心に、酸化鉄に覆われた微細な水晶のデコレーションが付いています。真っ黒なショールが鋭く飛び交う姿もなかなかのインパクトです。

▲▼　彫りの深い様々な干渉の痕や、酸化鉄の黄金のコーティングもたくさん残されていて、王者の様な凄味のある貫禄が何とも格好良いです。

▲▼　太く逞しい柱面に刻まれた、柔らかな条線にすら迫力を感じます。

▲▼　柱面下部はショールもかなり濃密で、一瞬スモーキーと見紛う程です。

▲▼　底面もエッチングにより、かなり迫力のある絵になっています。ルーペでしばらく楽しめます。

▲▼　何らかの仮晶の様な雰囲気の微細なクォーツが、不思議な造形でこの標本に素晴らしい味付けをしています。

▲▼　荒々しい迫力とスタイリッシュな造形美との絶妙なバランスが保たれた、見所溢れる文句の無い標本です。