Quartz & Riebeckite
Locality: Zagi Mountain, Hameed Abad Kafoor Dheri,
Peshawar, Khyber Pakhtunkhwa, Pakistan
Size: 73mm x 53mm x 53mm
Weight: 172g
商品説明:
ザギの真骨頂とも言えるグロテスクで複雑な造形と、美しいリーベカイトのインクルージョンが贅沢に堪能できる強烈な個性を持ったザギマウンテン産クォーツです。ボリュームもあり変化と見所に富んだ充実の標本で、ザギの魅力がふんだんに凝縮されています。
※繊維状の角閃石類は、健康に害を及ぼすおそれがありますので、顔を近づけたり吸引したりすることのないよう、自己の責任においてお子様の手の届かないところに厳重に密封の上、保管・管理くださるようよろしくお願い申し上げます。
産地のザギマウンテンは、パキスタンのトライバルエリアに位置する、小高い丘の様な小さな山です。実際には西側の山地一帯、少なくともカブール川沿いのワルサックダム近辺までは採掘地が広がっていると考えられます。レアアースが採掘されることで知られ、星葉石(Astrophyllite)やリーベック閃石(Riebeckite)、金紅石(Rutile)等を内包したヴァラエティに富んだ独特の色合いと形状の水晶が人気です。その他にバストネス石(Bastnasite)、蛍石(Fluorite)、ガドリン石 (Gadolinite)、ジェントヘルバイト(Genthelvite)、チタン鉄鉱(Ilmenite)、モナズ石(Monazaite)、パリス石 (Parisite)、ラブドフェン(Rhabdophane)、楔石(Titanite)、ベスブ石 (Vesuvianite)、ゼノタイム(Xenotime)、ジルコン(Zircon)など稀有な鉱物も産出します。周辺が危険な地域にあり政情も不安定であるため、研究がなかなか進まず未だに謎が多いそうです。
各鉱物の特徴:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<リーベック閃石(リーベカイト/Riebeckite)>
ナトリウムを主成分とするアルカリ角閃石の一種です。単斜晶形で色は黒〜灰・青色およびその中間色で、長柱状や針状、繊維状の結晶が主に広域変成岩中に産出します。繊維状の結晶はクロシドライト(Crocidolite)、マグネシウムに富むものは苦土リーベック閃石(Magnesioriebeckite)、マグネシウムとアルミニウムに富むものは藍閃石(Glaucophane)として分類されます。
※繊維状の角閃石類は、健康に害を及ぼすおそれがありますので、顔を近づけたり吸引したりすることのないよう、自己の責任においてお子様の手の届かないところに厳重に密封の上、保管・管理くださるようよろしくお願い申し上げます。
パワーストーンとしての意味・効果:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
<リーベック閃石(リーベカイト/Riebeckite)>
困難な状況においてガイトや閃きを受け取り、独自の問題解決方法を得られるようアシストしてくれます。また直感やサイキック能力を開発するとともに、スピリチュアルな統合性をもたらし明るさや快活さを育ませてくれます。
現状の環境や自己成長に行き詰まりを感じている方にお薦めできます。
ザギマウンテンは聖なる山として昔から地元の方々に崇められてきました。珍しい鉱物が沢山産出することも相俟ってか、ダイナミックでこの世の物とは思えないようなエネルギーの石が出てきます。入手が難しいため高価な場合も多いですが、鉱物標本としてもパワーストーンとしても魅力溢れる格別な鉱物の産地です。お守り代わりやお部屋のディスプレイとしてもお薦めです。是非ザギのエネルギーを生で感じてみてください。
▲▼ 頭に母岩との接触部が残っていて、実に滑稽なチャームポイントになっています。リーベカイトのインクルージョンを確認できる面がかなり広く残された標本です。
▲▼ 背面から見るとぷっくりとした瘤の様な結晶も乗っていて可愛らしいです。真ん中辺りにはザギらしい結晶の段差模様が見られます。
▲▼ ダークグリーンのリーベカイトが長石と混じり合っています。真ん中に不思議な穴がぽっかりと口を開けています。
▲▼ 反対側の弾力のありそうな肉厚の結晶が非常に魅惑的です。
▲▼ 無数のリーベカイトが様々な太さ、長さで飛び交っています。なかなかここまで存分に観察できる標本は少ないです。
▲▼ サイドの小さな結晶は透明度が高くとても美しいです。
▲▼ 背面下部は固まった粘土の様な独特の迫力と躍動感があり、リーベカイトも所々剥き出しになっています。
▲▼ 非常にザギらしい奥深い魅力を持った結晶造形です。
▲▼ 底面はモコモコとした不明瞭な形状のクォーツの上を微細なリーベカイトが覆っていて、グロテスクな迫力があります。
▲▼ リーベカイトの幻想的な絶景が広がっています。ザギの良い所取りをした様な、とても贅沢な標本です。