Quartz & Astrophyllite
Locality: Zagi Mountain, Hameed Abad Kafoor Dheri,
Peshawar, Khyber Pakhtunkhwa, Pakistan
Size: 106mm x 50mm x 41mm
Weight: 171g
商品説明:
両錐の結晶が連結して芋虫の様なコミカルな姿になった、ザギマウンテン産のアストロフィライト入りクォーツです。シンプルでアーティスティックな外観と共に、透明感のある内部の幻想的な世界もインパクト大です。不思議な段差模様と底面のセルフヒールドも驚異的です。
産地のザギマウンテンは、パキスタンのトライバルエリアに位置する、小高い丘の様な小さな山です。実際には西側の山地一帯、少なくともカブール川沿いのワルサックダム近辺までは採掘地が広がっていると考えられます。レアアースが採掘されることで知られ、星葉石(Astrophyllite)やリーベック閃石(Riebeckite)、金紅石(Rutile)等を内包したヴァラエティに富んだ独特の色合いと形状の水晶が人気です。その他にバストネス石(Bastnasite)、蛍石(Fluorite)、ガドリン石 (Gadolinite)、ジェントヘルバイト(Genthelvite)、チタン鉄鉱(Ilmenite)、モナズ石(Monazaite)、パリス石 (Parisite)、ラブドフェン(Rhabdophane)、楔石(Titanite)、ベスブ石 (Vesuvianite)、ゼノタイム(Xenotime)、ジルコン(Zircon)など稀有な鉱物も産出します。周辺が危険な地域にあり政情も不安定であるため、研究がなかなか進まず未だに謎が多いそうです。
各鉱物の特徴:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<星葉石 (アストロフィライト/Astrophyllite)>
花崗岩や閃長岩などの深成岩中に産出する珪酸塩鉱物で、茶褐色や黄褐色、黄金色の板柱状や層状の他、葉片状の結晶が放射状に集合した星型の姿が典型的です。鉱物名は、ギリシャ語で星を意味するAstronと、葉を意味するPhullonに由来します。産地としてはロシアのコラ半島(Kola Peninsula)やノルウェイのランゲサンスフィヨルド (Langesundsfjorden)が有名です。
パワーストーンとしての意味・効果:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
<セルフヒールド(Self-Healed)>
破損した部分が再結晶し自己修復されたセルフヒールドのクリスタルは、その自己治癒の智恵を分け与えることで、自分らしさと全体性を取り戻す手助けをしてくれるそうです。我々自身のセルフヒーリングの過程の素晴らしい伴侶になってくれるだけでなく、一見不可能にも思える状況への対処法も教えてくれるため、真摯にベストを尽くすだけでそこに十分な完全性と完結性を授けてくれます。
<星葉石 (アストロフィライト/Astrophyllite)>
自己を客観視する力を与えて本来持つべき自尊心を再認識させるとともに、限界というものが本当は存在しないということを教えてくれます。そして成長と前進の妨げとなっている責務や責任等から解放されること、また人生から取り除かれるべきものを排除することを手伝ってくれるそうです。
ザギマウンテンは聖なる山として昔から地元の方々に崇められてきました。珍しい鉱物が沢山産出することも相俟ってか、ダイナミックでこの世の物とは思えないようなエネルギーの石が出てきます。入手が難しいため高価な場合も多いですが、鉱物標本としてもパワーストーンとしても魅力溢れる格別な鉱物の産地です。お守り代わりやお部屋のディスプレイとしてもお薦めです。是非ザギのエネルギーを生で感じてみてください。
▲▼ 左から右に向かって結晶が小さくなっていく、何となく愛嬌のある標本です。内部景色の変化も面白いです。
▲▼ ザギらしい迫力のある三角形の連なりも健在です。
▲▼ 背面はたるんだ皮膚の様な段差模様の上に結晶が成長しています。感触も面白く、実に不思議です。
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▲▼ 上画像は縦置きにして真上が見えるアングルです。何度見ても不思議な絵です。以下そのまま回転しています。底面には驚異的なセルフヒールドが広がっています。
▲▼ 癖になりそうな絶妙に美しい色合いです。透明感もあって内部の模様も楽しめます。
▲▼ ボリューム感のある非常に綺麗な両錐型です。下の方はアストロフィライトが沈殿しているのか、鮮やかな濃い黄土色になっています。
▲▼ ザギらしい美しい結晶の連なりの中央に、皺の様な面白い段差がとても細かく続いています。
▲▼ 思い思いの方向を向く三角形と、皺の様ななだらかな模様との組み合わせが異様なインパクトを放っています。
▲▼ 内部に所々白いモヤモヤの雲が流れていて、流動的な柔らかい情景に心が洗われるかのようです。
▲▼ 中央のセルフヒールド部分を囲む様にして結晶が周りに成長しています。
▲▼ とても細かいセルフヒールドが一面に広がっています。角度によってまた違った光景が浮かび上がります。
▲▼ 一つ一つが彫りも深く個性的な形をしています。稀に見る圧巻の光景です。感動的なほどに壮観です。