Quartz & Chlorite
Locality: Kullu Valley, Himachal Pradesh, India
Size: 114mm x 68mm x 62mm
Weight: 368g
商品説明:
横倒しになった太く大きなポイントの半身にクリアな群晶がもたれかかる、クル渓谷産のダイナミックな水晶クラスターです。無数のレコードキーパーや貫入ポイント、底面の迫力たっぷりのセルフヒールド等、水晶の特徴的な魅力が詰まった非常に贅沢な標本です。
"Valley of the Gods"とも呼ばれるクル渓谷は、インド北部のヒマラヤ山脈西方に位置する産地です。鉄分の優しい薄ピンク色に色づいた端正でスタイリッシュなものから、ワイルドで独特な形状のものまで、豊富なバラエティの水晶が産出されます。
各鉱物の特徴:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<蝕像水晶(エッチドクォーツ/Etched Quartz)>
地中の温度や圧力の変化、フッ化水素を含んだ熱水の浸蝕等により水晶が溶解されることで、表面に蝕像ができたり、その後の再結晶も伴って独特の複雑な形状が造られたりします。これらの様相が結晶構造の手掛かりとなるため研究にも利用されます。
<緑泥石(クローライト/Chlorite)>
10数種ある緑泥石のグループの総称で、種によってマグネシウムや鉄、アルミニウムなどを主成分とします。鉄の含有率に比例して色調が濃くなり黒に近付きます。輝石や角閃石、黒雲母などが変質した石として、火成岩中や熱水鉱床の中にも広く見られます。独立した鉱物名ではありませんが、不特定な緑泥石グループの鉱物のことを単に緑泥石と呼ぶのが通例になっています。
パワーストーンとしての意味・効果:
<水晶(クォーツ/Quartz)>
水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
<レコードキーパー(Record Keeper)>
レコードキーパーは錐面の表面上に現れた三角形の結晶成長の軌跡で、アトランティスやレムリアの存在によってプログラムされた、地球や人類のヒーリングを促進するための様々な神秘的な情報が蓄えられていると言われています。レコードキーパーは準備の整った高波動で純粋な魂にのみその情報を与え、世界に光と平和を増やすために自他の進化と成長を活性化させてくれるそうです。
<セルフヒールド(Self-Healed)>
破損した部分が再結晶し自己修復されたセルフヒールドのクリスタルは、その自己治癒の智恵を分け与えることで、自分らしさと全体性を取り戻す手助けをしてくれるそうです。我々自身のセルフヒーリングの過程の素晴らしい伴侶になってくれるだけでなく、一見不可能にも思える状況への対処法も教えてくれるため、真摯にベストを尽くすだけでそこに十分な完全性と完結性を授けてくれます。
<蝕像水晶(エッチドクォーツ/Etched Quartz)>
物質世界で纏った制限や二元性をリセットし、我々が本来完全で無制限な光の存在であることや、毎瞬自分で新しい自分を創造していることに気付かせてくれます。何かを誘っているような水のエネルギーも感じられますが、丁度ハートとマインドの葛藤や衝動の軋轢を溶かして流してくれる、リフレッシュの清めの水のようでもあります。水は命の源であり古からのあらゆる情報や意志、智恵、内なる力を保持し伝達すると言われています。
<緑泥石(クローライト/Chlorite)>
ハートに癒しと調和をもたらす石です。リラックスして深呼吸する様な感覚で、自分の居場所にくつろぐことを許し、地球上に降り立つことを優しく見守ってくれます。協力関係や共同作業の促進効果もあります。
▲▼ クリアで条線の綺麗なポイントが並んでいます。真ん中のポイントに別ポイントの頭が貫入しているのが見えます。
▲▼ 横倒しになった大きなポイントに、三本のポイントが寄りかかった形になっています。とても格好良い構図です。
▲▼ くっきり刻まれた条線が綺麗で貫禄があります。表面付近にはクローライトが内包され、付着する赤黒いヘマタイトと併せてなかなか渋い色彩美が楽しめます。また表面上には無数の微小な水晶の結晶が付着していて、キラキラと美しく輝きます。
▲▼ 無数のレコードキーパーが浮かび上がります。写っているのはほんのごく一部です。赤いヘマタイトも格好良いです。
▲▼ 近づくと逆にわかりにくいですが、貫入するポイントの綺麗なトップが観察できます。
▲▼ この辺りはエッチングを受けているのか、同産地のアイスクリスタルを彷彿させる質感の表面になっています。
▲▼ 条線がとても綺麗に入っています。下画像、これも一部しか写っていませんが、こちらのポイントにもたくさんのレコードキーパーが見られます。
▲▼ 台になっているこちらの大きいポイントも、トップが結晶片に貫入して一体化しています。
▲▼ 表面が細かなエッチングを受けて印象的な模様が刻まれています。
▲▼ 底面は大迫力のセルフヒールドが存分に堪能できます。